2016年04月03日

薬と健康に関する知識を極めるセミナー第7弾

3月23日には、ダイト株式会社様の山口様より、サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)の活性化とコエンザイムQ10と健康寿命との関係に関する講義を賜りました。以下がその概要です
私たちの体には約60兆個もの細胞が存在します。身体の器官ひとつひとつを支えているのは、この小さな「細胞」。常に細胞を活性化させておくことが、若々しさを保ち、老いにくい身体をつくると言えるでしょう。



生命維持・活動に必要なエネルギーは、細胞の中にあるミトコンドリアで作られます。食事から摂取した『栄養素』と、呼吸で取り入れた『酸素』を利用して作られますが、このエネルギー工場(ミトコンドリア)で不可欠な成分が「コエンザイムQ10」です。

エネルギーが不足すると、細胞の機能が低下したり、細胞の数が減少することで、老化や疾病につながることに。傷ついた細胞の修復にも、ミトコンドリアでつくられるエネルギーが必要です。若々しさと健康の維持に、コエンザイムQ10は重要な鍵を握っているのです。

コエンザイムQ10を摂取することにより、老化遅延及び加齢性難聴の進行抑制効果の作用があります。
そのメカニズムとしては、コエンザイムQ10には、サーチュイン遺伝子(一般に長寿遺伝子と言われる)の発現を介したミトコンドリア量増加およびその機能の活性化という作用がありまづ。
この点は、レドックスバイオロジー分野の国際学術雑誌”Antioxidants & Redox Signaling”(電子版(Fast Track))に掲載されています。
CoQ10を混合した飼料を摂取させたマウスは、通常のマウスと比べて、難聴になりにくいということも、第8回日本コエンザイムQ協会研究会、および第11回日本抗加齢医学会総会にて発表されています。

その後の研究において、コエンザイムQ10よる上記の効果のメカニズムについて検討を行った結果、マウスにおいて加齢に伴いサーチュイン遺伝子の発現が低下し、ミトコンドリア量の減少およびその機能の活性低下がみられたのに対して、コエンザイムQ10の摂取がそれらを抑制することが明らかとなりました。
このように、コエンザイムQ10はサーチュイン遺伝子の発現を介してミトコンドリアの量を増やすとともにその機能を活性化することで、老化遅延及び加齢性難聴の進行抑制効果を示していることが示唆されました。さらに、適度な運動やカロリー制限がサーチュイン遺伝子の発現を高めて老化や生活習慣病の進行を抑制することが知られており、コエンザイムQ10も同様のメカニズムで老化や生活習慣病の進行を抑制する可能性が示唆されます。

ダイト株式会社のQ10パワープレミアムは、コエンザイムQ10を毎日手軽に補うことができる、素晴らしいサプリメント。ぜひ大切なお客様の健康寿命を延ばすためのサポートに、積極的に勧めたいサプリメントです。

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Posted by fujisan  at 17:25Comments(0)