2019年04月02日

「病は気からってホント」だったって、ご存知ですか?



■目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  病は気からはホントだった? 
      ~あなた次第でお薬やサプリメントの効果が30%アップ?!~

 ①病は気からって本当?研究で立証されているそのメカニズム
 
 ②寿命への影響は?なんと寿命に約56%もの差が!

 ③薬の効き方への影響は?効果が上がるだけでなく副作用が出ることも!

 ④病は気からを活用、プラセボ効果を利用しよう!

 ⑤病は気からを活用、ストレスとうまくつきあっていこう!

 ⑥自分で幸せを選択する秘訣は?


 関連情報
  ・病は気からに関する情報(リンク集)
  ・健康に関するテレビ番組の情報(リンク集)


■健康情報 病は気からはホントだった? 
   ~あなた次第で薬やサプリメントの効果が30%アップ!~━━━━━

①病は気からって本当?研究で立証されているそのメカニズム

「病は気から」古くから語り伝えられてきたこの言葉。意味は、「病気は気持
ちしだいで、良くもなれば悪くもなる」というものです。

お腹が痛かったけど、友達と遊んでいたら忘れた。明日のテストが嫌で学校を
休みたいと思っていたら本当に熱が出た。など経験がある方もいらっしゃるで
しょう。

ストレス性胃炎などの病気もあり実際にあることだとは思いますが、本当なの
だろうかと疑問に思う方もいらっしゃると思います。

この「病は気から」、実際に研究が行われ立証されると共に、ストレスにより
体内で炎症が起きるなどそのメカニズムも解明されつつあります。

病は気からの研究内容
・マウスを用いて、ストレスにより脳に炎症が起こる事を発見
・ストレスの影響を受ける交感神経が炎症疾患の病態に関わることを確認

世界初「病は気から」の分子メカニズムの解明はこちら:
https://www.hokudai.ac.jp/news/170816_pr.pdf
「病は気から」の根拠を実験的に証明はこちら:
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20141125-2/

②寿命への影響は?なんと寿命に約56%もの差が!

寿命への影響は、ケンタッキー大学のデボラ・ダナー教授の研究が参考になり
ます。

楽しい・嬉しいなどポジティブな言葉を使う人と、寂しい・悲しいなどネガテ
ィブな言葉を使う人の60年後の生存率を調べた研究です。

その結果はポジティブな言葉を使う人の生存率は約90%、ネガティブな言葉
を使う人は約34%でした。

考え方の違いで寿命に約56%もの差が生じていました。

また、ユニバースシティ・カレッジ・ロンドンのステップトー教授は、幸福そ
うな人とそうでない人のコルチゾール(ストレスにより分泌されるホルモン)
濃度を調査した結果、最大で32%もの差があったと発表。

幸せそうな人ほどコルチゾールの濃度が低く以下の点で病気のリスクが少ない
と報告しています。

・高血圧や高血糖になりにくい
・感染症にかかりにくい
・脳や体が老化しにくい
・心臓病や動脈硬化など心血管疾患のリスクが低い

寿命に関する研究内容はこちら:
http://fufufu.rohto.co.jp/feature/1383/2/

③薬の効き方への影響は?効果が上がるだけでなく副作用が出ることも!

聖書に「信じるものは救われる」という言葉があります。薬においては、この
言葉がズバリ当てはまります。

皆さま、プラセボ(プラシーボ)効果という言葉を聞いたことがあると思いま
す。

プラセボ効果は、本来は薬としての効果を持たない物質を、本物の薬と思って
使うことで得られる効果のことです。

プラセボ効果は特に痛み、不眠、下痢に影響を及ぼし、偽薬を飲ませた人の約
30%もの方に効果があったとの報告があります。

プラセボ効果の逆の効果も存在します。それがノセボ(ノシーボ)効果です。

ノセボ効果は、偽薬を本物の薬と思って使うことで副作用が出る効果の事です。

偽の薬でも、ちょっとした思い込みを与えるだけで、副作用(ノセボ効果)が
強く現れることが報告されています。

これらの効果は薬を飲む人の心理状態に左右されます。

医師や薬を全面的に信頼して飲めれば、薬の効果にプラセボ効果が加味されて、
最高の効果が期待できます。

逆に薬やそれを処方した医師に不安・疑問・不信感などを抱いたままくすりを
飲んでもよく効きません。

それどころか、ノセボ効果が加わって副作用が出ることもあります。

プラセボの効果に関する情報はこちら:
http://www.daiwa-pharm.com/info/fukuda/850/
ノセボ効果に関する情報はこちら:
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishikawashinichi/20171020-00077145/

④病は気からを活用、プラセボ効果を利用しよう!

良いプラセボ効果を生むために、患者さんと良い信頼関係を築くように意識し
ている医師も多くいるそうです。

また、薬やサプリメントなどを使用する時は、本当に
良い物と納得して使うことでプラセボ効果(約30%の効果アップ)が得られ
るようにしたいものです。

良いプラセボ効果を得る為の情報はこちら:
https://www.min-iren.gr.jp/?p=28961

⑤病は気からを活用、ストレスとうまくつきあっていこう!

私たちの身の回りでは、毎日様々なことが起きてそれを私たちは受け止めてい
ます。その受け止め方が大切です。

例えば晩酌をしようと思って日本酒を出したところ、残りコップ1杯分。

こんなに残っていてラッキーと思って喜ぶか、これだけしか無いと思ってスト
レスを溜めるかということ。

どちらも同じことが起きていますが、一方は幸福を感じて、一方は不幸を感じ
てストレスを溜めています。

幸せは与えられるものではなく、自分自身で選択するものです。心の持ちよう
一つで不幸にも幸福にもなります。

幸せと選択することで、体も健康になっていくことを自覚して、どんどん幸せ
を選択していきましょう。

コップに半分の水は少ない? 多い?はこちら:
http://fufufu.rohto.co.jp/feature/1383/1/#bm0

⑥自分で幸せを選択する秘訣は!

経済的に豊かでない国や、危険が隣り合わせの国でも、自分を『幸せだ』と思
う人はたくさんいます。人はどんな環境でも幸せを感じる力を持っています。

幸せを選択する為の心に関する4つの秘訣が紹介されています。それが以下の
内容です。

・自分自身を高く評価する
評価は特に根拠がなくてもよく、思い込めばOK。

・嫌なことにも、感謝する
例えば、自分への悪口を聞いてしまったとしても、自分のマイナス部分を知る
機会を得られたと考える。その機会に感謝しましょう。

・一日の終わりに、“よかったこと”を思い出す
脳が一日の“よいこと”だけを探すようになり、脳内のポジティブな神経ネッ
トワークが強化されるそうです。

・何はなくとも、笑ってみる
笑うと、脳に楽しいという信号が送られ、ポジティブな思考回路がより強化さ
れるそうです。口角をくっと持ち上げてみるだけでも効果があります。

自分で幸せを選択する秘訣はこちら:
http://fufufu.rohto.co.jp/feature/1383/3/

「病は気から」をプラスに活用することで、健康が増進したり寿命が延びると
考えられています。

また、プラセボ効果では薬の効果が約30%増加することが確認されており、
患者に信頼されることでその効果を引き出そうと努力している医師もいます。

あなたも、幸せになり、健康が増進して寿命も延びる「病
は気から」のプラスの効果やプラセボ効果を認識し、実践頂ければと思います。

■病は気からに関する情報(リンク集)━━━━━━━━━━━━━━━

①医師と患者と薬の不思議(医療法和楽会パニック障害研究センター):
http://www.fuanclinic.com/pdplaza/contents_3/7.html

②「病は気から」は本当だった(Daito Trust construction):
https://www.dk-iikurashi-navi.com/portal/kaji/content/20171109

③「プラシーボ ニセ薬のホントの話」制作BBCイギリス2014:
http://nishijokazushi.com/article/15743526.html
※③は非常に興味深い内容です。一度目を通して頂ければと思います。


■健康に関するテレビ番組の情報(リンク集)━━━━━━━━━━━━━━

月~木曜日 午後8:30~
「きょうの健康」NHKEテレ
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/

木曜 午後7:58~
「主治医が見つかる診療所」テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/

火曜日 午後8:00~
「たけしの健康エンターテイメントみんなの家庭の医学」朝日放送
http://asahi.co.jp/hospital/

毎週水曜日 午後7:30~
「ガッテン」NHK総合テレビ
http://www9.nhk.or.jp/gatten/

毎週日曜日 午前7:00~
「健康カプセル!ゲンキの時間」TBSテレビ 
http://hicbc.com/tv/genki/


■あとがき/編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回の健康情報を書きながら、心の持ちようの大切さをあらためて再確認しま
した。同時に、自分の心の手綱を自分で握ることが大切だなとも思いました。

嫌な事に直面すると、イライラして不機嫌になったり怒ったりと心乱してしま
うことが時々あります。

その状態で対処するとろくなことが無い。後で後悔することも多いです。

「嫌なことにも、感謝する」は、正直、なかなか難しいです。

しかし、今後は、嫌な事があってもその事に支配されて心を乱さず、自分の心
の手綱をしっかり握って生きていくように努力したいと思います。

嫌なことがあっても、自身で冷静な自分を選択して対処する。その方がかっこ
良いですよね。

作成者:第一薬品工業お客様相談室 荒川良博


Posted by fujisan  at 21:24 │Comments(0)

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